64、大沼郡会津本郷町
左下
(
ひだりさがり
)
観音【左下観音堂】
左下
(
ひだりさがり
)
が原に弘法大師建立と伝える大きな観音堂があります。千年ほど前、越後国蒲原郡の人が無実の罪を着せられて逃げ、この観音堂に隠れ嘆願しました。みつけ出した役人は男の首をはね、血のしたたる首を萱に包み
葛
(
くず
)
の
蔓
(
つる
)
でしばって帰途につきましたが血潮がしたたるので三ヶ所で洗いました。それが上、中、下荒井です。帰って包みを開くと、なんと、出てきたのは観音様の石首でした。ここの秘仏の観音様は頚なし観音ともいいます。
●参考文献
会津民俗研究会編『会津の伝説』(1973)
●アクセス
JR会津本郷駅から車で20分